最近同期が進まないという検索ワードで来られていた方がいたようなので、解説記事を書いておきます。
「あれ?同期が進まない・・・?」ということが起こったらまず一度自分のウォレットのバージョンを確認してみましょう。
KGWという新仕様に未対応なウォレットを使用しているか、バグのあるバージョンを使用している可能性があります。
今回はそんなウォレットの更新が必要か否かの判別法などをご紹介しておきたいと思います。
まず、現在の対応状況です。
公 式 版:最新版(0.8.6.2以降)で対応
非 公 式 版 :最新版(0.8.6.2-KGW以降)で対応
multimona:最新版(KGW自体は0.0.6以降、同期が進まないバグの修正は0.0.9以降)で対応
android版 :最新版(0.10alpha以降)で対応
このとおりこちらで把握している範囲において、全てのクライアントで対応バージョンが既に出ています。
もうひとつ、自分が使っているqtが更新の必要があるか否かの判別用に以下も置いておきます。 判別に使うバージョンは「monacoinについて/About Monacoin」から確認することができます。
v0.8.6.1-g88e2a1e-beta ・・・ 公式・非公式0.8.6.1 更新の必要あり
v0.8.6.2-unk-beta ・・・ 非公式0.8.6.2 3/13以降に「KGW」とついたインストーラーやzipをダウンロードしていなければ更新の必要あり
v0.8.6.2-g-beta ・・・ 公式0.8.6.2 更新の必要なし
まずここ読んでいるということは旧バージョンかと思いますので、ウォレットを更新しましょう。
また、更新にあたっては一度ウォレットのバックアップを取っておきましょう。
qtの場合は、「ファイル->ウォレットのバックアップ」からウォレットのバックアップが行えます。
multimonaでは自動バックアップが行われているので基本不要ではありますが、さらにというのであれば「ツール->プライベートキーをエクスポートします」で適宜パスワードなどの必要な設定を行ったのち、「プライベートキーをエクスポートします」で秘密鍵のバックアップができます。
android版ウォレットでは、「メニューキー->バックアップ->プライベートキーのバックアップ」でプライベートキーにパスワードを掛けたうえでバックアップができます。
こののちに各ソフト・アプリのアップデートを行いましょう。
まずはqtです。
zip版ではアーカイブを自分の好きな場所に展開し、そこから中のファイルを実行するだけで移行完了です。 リンクなどを設定している場合は、元のファイルがある場所に今回のファイルを移動させましょう。 インストーラー版はダウンロードしてきたインストーラーを実行して、インストールが完了すればそれで更新は完了です。 あとは普段通りショートカットから更新されたものが起動できるはずです。
次にmultimonaです。 こちらもインストーラー版と同じくインストーラーを実行すれば更新が完了するはずです。
android版に関しては新しいバージョンのapkをダウンロードしてきて、パッケージインストーラーから権限の確認ののち、インストールをしましょう。
これで新しいバージョンに移行できるはずです。 もし何かわからないことなどがあれば、コメント欄からご質問ください。
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mona digest管理人です。 現在はmonacoinを中心として、各種暗号(仮想)通貨の記事を書かせてもらっています。
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