メンテナンスの理由はこれだったんですね・・・ 本日11時ごろよりetwingsにて行われていたメンテナンスは無事に終了し、「etwings」改め「Zaif Exchange」となったようです。 また、同時に運営会社も変更となっています。
Zaif Exchange
https://zaif.jp/
今回公開となった「Zaif Exchange」は「etwings」の運営からテックビューロ株式会社(代表:朝山貴生氏)が引き継ぎオープンした取引所です。 この運営会社は以前話題となったbitcoin webウォレットサービス「Zaif」の運営元であり、今回更新された後の取引所URLからもそのことがわかります。 (その時は堀江貴文氏の名前が前面に出ていたため勘違いされた方も多いかもしれません。)
なお今回運営会社が変更されたこともあると思われますが、今回のアップデートでは以下の変更が行われています。
- 取引手数料の完全無料化(ボリュームを薄くする注文の取引手数料が0.2%->0%に)
- 日本円での出金手数料の有料化・あるいは引き上げ(住信SBIへ:0円->350円 他行へ:157円->350円)
- 本人確認未完了時に可能な日本円入金額の引き上げ(1万円/day->5万円/day)
- 日本円の振り込み口座が変更(住信SBI 個人口座-> 住信SBI 法人口座に)
- bitcoin/monacoinの入金用アドレスのリセット(移行後入金するには新しく入金用アドレスを発行する必要があります)
- アドレスに入金された暗号通貨を自動売却する機能の廃止
- 本人確認手段「認証コードの発行」の中止
- 利用規約の改定
またこれらに加えて、コールドストレージやマルチシグネチャ(複数署名による承認が必要なアドレス)による預かり資産管理の強化に加え、注文処理能力の強化(旧システムの10倍以上)、外部からの不正アクセス対策など、セキュリティやサーバー面も強化されているようです。
今回のアップデートにて突然ではありますが、法人が管理する取引所が成立したと言ってもよさそうです。 また、本人確認が済んでいない状態での日ごとの入金上限引き上げや取引手数料の完全無料化などの緩和や無料化も行われていて初めての方や大量の取引される方にはうれしい内容ではないでしょうか?
ただ一方で、出金手数料の有料化が行われていたりで小額での利用者からすると少々痛い面もありそうです。 なお、出金手数料の有料化は法人口座に移行した影響もあると思われます。
どちらにしてもmonacoinの対円取引で中心的な取引所であった「etwings」が、「Zaif Exchange」となった後も中心的なポジションとして活躍していくのか?にも注目していきたいところです。
22:30 追記:他行宛ての出金に関しての出金手数料の記述が抜けていた件の修正を行いました。
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