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暗号通貨に携わる人に取材をしてみた @もなとれ

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monatore
Galliverが暗号通貨のサービス運営に関わっている方に取材をさせていただく企画です。
お邪魔にならない程度に、Skype等を通じて取材をさせていただきました。
今回はその第二弾、言わずと知れた「もなとれ」さんに取材をさせて頂きました。

それではさっそく取材に入ってみましょう

ギャリバー: まずは、もなとれさんのプロフィールを教えていただける(公開できる)範囲でお聞きしてもよろしいでしょうか?

もなとれ: いまは物理系の大学院生をしています

ギャリバー: ということは20代、ということでしょうか?

もなとれ: そうですね。

ギャリバー: ちなみに、投資の知識(チャートの見方や経済学)はどれほど持ちあわせていらっしゃいますか?

もなとれ: 少しFXで遊んだことがある程度ですね。

ギャリバー: なるほど。初めてmonacoinを知ったのは何ででしょうか?

もなとれ: 昨年の11月ごろよりBitcoinに興味をもち、色々と調べていたのですが、日本でもコミュニティがあるのではないかと2chを眺めていたところ、ソフトウェア板で2chpoolのスレを発見し、そこで初めて知りました。

ギャリバー: あのころは、ほとんどの人が暗号通貨って何!?って状態でしたね。

当時の感想として、monacoinはどのような印象を受けましたか?

もなとれ: 暗号通貨の知名度が非常に低い日本で、新しい種類の暗号通貨を作って普及させていく、ということは挑戦的で非常に面白いと思いました。一方で,はっきり言ってここまで広まるとは全く思っていなかった、というのもあります。

ギャリバー: それはなぜ、広まらないとお考えになったのでしょうか?

もなとれ: ビットコイン自体を知っている人も少ないのに、さらにその派生の通貨を作ったところで到底理解されないだろう、と思っていました。
もなとれ: 既存のビットコインユーザのうち何割かが興味をもつ程度しか広まらないと思っていましたので、ビットコインを知らない層にまで広まるとは思ってもいませんでした。

ギャリバー: VIPやその他での宣伝が功を奏したかもしれませんね。

ギャリバー: もなとれさんが初めて取引所をオープンしたのはいつでしょうか?

もなとれ: いつでしたっけ?きちんと覚えていませんが一月の割と早い時期だったと思います。

ギャリバー: その頃には「流行らないだろう」という考えは変わっていたのですか?

もなとれ: いや、作った時には数十人くらいの方に使ってもらえればいいかな、くらいに思っていましたので、その頃はそこまで期待はしていませんでした。

ギャリバー: しかし、今は賛否両論ありながらも日本では大きな取引所となっていますよね。
もなとれ: そうですね。なってしまいましたね。

ギャリバー: もなとれさん自身、Monacoinにとってもなとれはどのような役割があるとお考えでしょうか?

もなとれ: 一つのコンテンツだと考えています。モナーコインを使ったトレードゲームとして色々な方に遊んでいただけたらと。

もなとれ: ですので、ガチで円と交換したい方はどんどんモナ円取引所を使ってもらっていいと思いますし、もっとしっかりとしたモナ円取引所はできるべきだと考えています。

ギャリバー: ではもなとれさんは円などの取引の機能はつけずに、暗号通貨オンリーで行っていく、というのが当分の予定ですか?

もなとれ: 円との取引もできたら「おもしろい」とは思いますが、流石に個人でやるには大変ですし、法律的な問題も考えないといけませんので、現状では円への対応予定はありません。

ギャリバー: 将来的にはどこまでの取引所に持って行きたいとお考えですか?

もなとれ: これからも日本から暗号通貨はどんどん作られていくと思いますので、そういった暗号通貨同士を気軽にトレードできるサービスを提供していきたいですね。

ギャリバー: 日本のcryptosyのようなものでしょうか

もなとれ: まぁだいたいそんなかんじですかね。

ギャリバー: となると、いつも悩んでいらっしゃるサーバー代がネックですね。現状でどれほどかかっているのでしょうか?

もなとれ: 今は全部で月一万円くらいでしょうか。

ギャリバー: …なかなかの金額ですね。

もなとれ: ただ、これにはテスト用や管理用、あと「もなぞん。」のものも含むので、本当に必要なものだけ残せば削れるかもしれません。

ギャリバー: その分のサーバーの能力でも現在の取引、取り扱いコイン数だとカツカツ、もしくはオーバーするほどのトラフィックなのでしょうか?

もなとれ: サーバ代が嵩む要因はいくつかあるのですが、ひとつはbitcoindやmonacoindがかなりメモリを使いますので、高いプランに契約しなければいけないことは大きいですね。

もなとれ: 処理が重いのはコードの改善でかなり良くなりましたが、それでもまだまだ繋がらないことが多くて申し訳ないと思っています。

もなとれ: あと、VPSを使っていますので、リソースは基本的に他の方と共有ですので、あまりCPU速度がでないというのも大きい気がします。

ギャリバー: なるほど。自宅サーバーやサーバールームを構築するやり方ではとても間に合わなさそうですか?
ギャリバー: サーバールームを作るとなると、現状では厳しいかもしれませんが。

もなとれ: さすがにサーバを自前で用意するのはコストがかかりすぎてしまいますね。

ギャリバー: となるとcryptsyなどはとんでもないサーバーがかかっているんでしょうか?

もなとれ: あそこはコイン数も多いですし、かなり使ってそうですねー。まぁその分取引量も比較にならないほど大きいので、サーバ代なんて大したことないのでしょうが……。

ギャリバー: なるほど。

暗号通貨ではセキュリティが一番大事と言っていいほど、クラックなどの危険に常にさらされていますが、もなとれさんはサーバーに必要なセキュリティはどの程度のものだとお考えですか?

もなとれ: 日本だと特にMt.Goxの一件がありますし、かなり気を使わなければならないと思っています。

もなとれ: ちなみにもなとれではデータベースやコインデーモンが入っているサーバは、完全にインターネットから切り離し、ローカルネットワーク内からしかアクセスできないようにしています。

もなとれ: どのくらい意味があるのか分かりませんが。

ギャリバー: コインデーモンとはプライベートキーのことでしょうか?

もなとれ: bitcoindやmonacoindのことです。

ギャリバー: なるほど。ということは仮に公開しているサーバーがクラックされた場合でも、直接coindを操作される心配は少ない、ということでしょうか?

もなとれ: まぁ保険のようなものですので、そこまで意味があるかどうか分かりませんが、少なくとも侵入の難易度は増すはずです。

ギャリバー: 他にこの取材の記事を見てもらう技術者に伝えておきたい、セキュリティなどを教えていただけますか?

もなとれ: 残高の一部はペーパーウォレットに移していますので、万が一侵入されたとしても一部は補償できるかもしれません、ということぐらいですかねー。

ギャリバー: 完全にはGoxらない、ということですね 笑

もなとれ: Goxも一部は手元に残っていたみたいなので、状況は一緒かとw

ギャリバー: 自分も少しサーバーの勉強をしているのですが、セキュリティは鍵認証を使う、やルートでのログインを禁止するなどのレベルでいいのでしょうか?
ギャリバー: そうですね 笑

もなとれ: セキュリティにこれで十分、というのはないと思うので、考えうる範囲で色々と対策していくしかないと思います。

ギャリバー: なるほど。考えうる穴をすべて塞げ、ということですね。
ギャリバー: そのような情報の発信を行うお考えなどはあまりありませんか?

もなとれ: 自分はそこまで詳しいわけではないので、間違った情報を発信するわけにはいきませんから、ちょっと自分がやろうとは思いませんね。

ギャリバー: それもそうですね。考えが浅かったです。

ギャリバー: 今後の計画などはありますか?

もなとれ: もなとれの拡張でいうと、とりあえず取引APIは実装したいですね。マルチプールを作るとかいう話もありますし。。。

ギャリバー: しかしAPIを実装すればサーバーの負荷がもっと高くなるのでは?

もなとれ: そうなんですよね。あと認証方法をどうするのかとかも考えないといけないですし、なかなか実際にやろうとは思えないんですよね。..

ギャリバー: やることと問題が多すぎて、半分現実的でない状態なんですね。

ギャリバー: 今後のMonacoinはどのようになるか、などのお考えはありますか?

もなとれ: どう、と言われても難しいですねー。

もなとれ: 日本ではまずビットコインが普及していくと思います。しかし、そのときには比較的気軽に使える「ローカル通貨」として、モナーコインも一定の割合で使われるようになると思います。

ギャリバー: なるほど。つまりMt.Goxの件があったとしても、使いやすいものより王者といえるBitcoinのほうが先に流行る、ということですか?

もなとれ: 日本円との交換や実店舗での利用はビットコインの方でかなり力を入れてやられているので、やはり日本でも一番先に認知度が高まるのはビットコインだと思います。すでに名前だけはかなり知られていますしね。

ギャリバー: たしかに、MonacoinにはBitpayのようなサービスがなく、実店舗での運営、となると難しいですね。

もなとれ: ですね。でも既に日本国内ではかなり大きなコミュニティを築いているので、ビットコインが普及し始めて認知度が高まっていけば、かなり人が集まってくると期待しています。

ギャリバー: そうなれば、もなとれの収益化も視野に入ってきますね。
ギャリバー: 取材が進んできましたが、こちらからの質問がとても多くなってしまいました。

何かもなとれさんが話したいことはありますか?

もなとれ: ギャリバーさんはブレインウォレットってご存知ですか?

ギャリバー: …お恥ずかしながら初耳です。

もなとれ: http://brainwallet.org/

もなとれ: こういうのです。

もなとれ: パスフレーズをもとに秘密鍵を生成し、それを使ってブラウザ上で署名や検証を行うため、サーバに自分の残高を預ける必要がありません。

もなとれ: なので、サーバがクラッキングされていわゆる「Goxする」リスクを低減することができます。

ギャリバー: というか、ゼロではないんですか?

もなとれ: そうですね。ほぼゼロです。ただ、サーバを攻撃して悪意のあるページに差し替えてパスフレーズを盗まれる、とかいう可能性はなくはないですが、まぁゼロですね。

もなとれ: ブレインウォレットは上記のサイトがあるのですが、これがあまり使いやすくないので、もっと使いやすいものを……ということで、自分も作ってみました。

もなとれ: だいたいできたので、近々公開できると思います。
※記事執筆時にはすでに公開されています。
OfflineWallet.info
Webページofflinewallet.info
HTML版https://t.co/0T2GkPWEkd
OfflineWallet
もなとれ: Bitcoinや英語にも対応したので、bitcointalkにスレ建てをして宣伝するつもりです。

ギャリバー: このブレインウォレットの仕組みがいまいち掴みにくいのですが、自分のウォレットの残高を証明することで、その証明書を通貨として使う、というようなイメージでしょうか?

もなとれ: ウォレットの残高を使うためには、秘密鍵が必要だというのはご存知ですよね。

ギャリバー: はい。それが盗まれたら、コインを奪われますね。

もなとれ: ブレインウォレットでは自分の記憶しているパスフレーズを元にこの秘密鍵を生成し、それに対してコインを保存しています。

なので、パスフレーズ=秘密鍵となっていて、パスフレーズさえ覚えておけば、自分のコインを使うことができます。

ギャリバー: なるほど。つまり、サービスのアカウントのように使えるようになるんですね。

ギャリバー: しかし、他の人と秘密鍵が重複した場合はどうなるのでしょうか?

もなとれ: たまたまパスフレーズが一緒だと、同じアドレスを共有することになってしまいますので、他の方に使われてしまいます。なので、通常の「パスワード」とは違い、20文字以上の比較的長い「パスフレーズ」を打ち込んでもらう必要があります。

もなとれ: 他人と被らないように、自分の名前やメールアドレスの一部をパスフレーズに入れる、ということをした方がいいかもしれません。

ギャリバー: なるほど。20文字となると覚えるには少し長いですが、そのような方法を使えばなんとかなりますね。

もなとれ: 長い分、パスワードのように特殊記号を頑張って使う必要はありません。代わりに自分が覚えやすい文章を考えてください。

ギャリバー: これはブラウザ上にウォレットの役目をするプログラムがあって、そこに秘密鍵(クライアントで言うwallet.dat)をいれてウォレットとして使う、というような感じでしょうか?

もなとれ: 例えば、Bitcoin wiki には
Man made it to the moon,, and decided it stinked like yellow cheeeese.
が例として載っています。
もなとれ: ええ、そうです。まさにそのとおりです。

ギャリバー: P2Pならではの仕組みですね。
ギャリバー: これがあれば出先でも簡単にコインを使うことができますね。

もなとれ: そうですね。P2Pだからこそこのような非常に斬新な使い方ができるのだと思います。
もなとれ: こういうところが暗号通貨の、Rippleなどにはない大きな魅力だと感じています。
もなとれ: ただ、まぁ既にご指摘の通り、少々使い勝手は悪いですので、Monappyは気軽に使えるように小銭入れとして使い、ブレインウォレットはmonacoin-qtの代わりとして使う、というのがいいかと思います。

ギャリバー: パスフレーズも長いですし、安全性でいえばこちらの方が上ですからね。
ギャリバー: とても面白い仕組みを知ることが出来ました。
ギャリバー: 他に何か話しておきたいことはありますか?

もなとれ: とりあえず今のところはありません。

ギャリバー: わかりました。

ギャリバー: では、今回の取材は以上にさせていただきたいと思いますが、最後に何かこの記事を見てくれている方や、私、もしくはMonacoinユーザー全体に向けて何か一言をいただけませんか?

もなとれ: モナーコインが日本発の暗号通貨として、より多くの場所で、より永く使えるように、これからも一緒に盛り上げていきましょう!

もなとれ: ……という感じで。

ギャリバー: …という感じですね!w
ギャリバー: では取材を終わりたいと思います。ありがとうございました!

もなとれさんのサーバー維持管理の苦労と、ブレインウォレットの話がとても興味深かった取材になりました。
このウォレットはどこでも使えるメインのウォレットとしても使えそうです。

テキストファイルはこちらから
Googleドライブ

投稿者プロフィール

Galliver
仮想通貨wikiの運営やっています。最近は最新の情報よりも、仮想通貨について深く解説できるように勉強しています。

wiki:http://www59.atwiki.jp/cryptwiki/
寄付:MWbvmTJ8DfZBHinrbNeidnSQLgJRXFYL6z

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